疾走

ポエマー長文地下室バンギャル

ポルノグラフィティ「RHINOCEROS」感想



やっとこ聴きましたでー!
しかし新譜のアルバム一枚聴くのって本当に体力要ります。一度一曲目の途中で諦めて停止ボタン押しました。前はもっと何の気なしにやれていたような気がしたんですが、よく考えれば最後にフルアルバムをちゃんと聴いたのはcali≠gariの12だったのでいい加減前ですね…
以下アルバムを数回回した感想。レビューじゃありません、感想です。音楽に関する教養はほぼゼロです!




別にファン歴は感想に関係無いのですが、一応自己紹介として…
わたしは1999年のアポロからずっとポルノを追いかけています。2007年にアルバム「ポルノグラフィティ」に悪い意味で衝撃を受けると同時にヴィジュアル系バンドのムックのベストに良い意味で衝撃を受けてから距離は開けてしまいましたが、それまでは本当に入れ込んでました。どれくらい入れ込んでいたかというと新曲発売日に給食時の放送でCDまるまる流したやつを特定しようとしたレベル せめて木曜にしろや!!!
何故って自分が部活とかでどうしてもフラゲ出来なかったときに、放送の音のクオリティでカップリングを初めて聞かせられるのが相当な苦痛だったからです。しかもこれが新曲発売する度に同じことが起こっていた。好きで宣伝したいのは分かるけどさあ…っていう…これちょっとお前は何を言ってるんだ案件だけど、分かる人には分かってほしい…
勿論温度の違いはあれど今も好きです。つーか嫌いになれるわけがない、ポルノこそわたしの音楽の目覚め。でも入れ込んでいるわけではないので手放しの絶賛はできませんし貶すこともあるかも知れません、何卒穏便に…個人の感想ですから…
でもちょっと熱冷まされたくらいが盲目時代より楽しく感想書けたりするんだよね不思議なことに…cali≠gariの11の感想なんて「すごい」だけだっただろww
ではいってみよう!

※メンバーを呼び捨てにしています。嫌悪感を抱く方は閲覧を避けてください。お願いします。


・ANGRY BIRD
おっ?!なかなか良い感じやないか!カッコイイ感じやないか!
しかし決して今に始まったことではないというか、それこそファーストアルバムから普通に行われていることではあるんだけど歌詞に英語を混ぜるのちょっとやめてほしい…やめてほしいっていうとあれだけど、イヤな感じだけど。
やっぱりどうしても歌詞のバランスが難しくなるよね…まあでもこれは良いか。良い方向に働いてるか。
なんていうかパノラマポルノに混じっててもおかしくないなーって感じ。
あとV系バンドを聴くようになって気付いたんですけど、ポルノの曲ってこういう系の曲でもテンポが遅い…!テンポじゃないか、BPMっていうのかな。ライブのときにきっと手を振るなりこぶしを振るなりすると思うんですけど、こう…ゆるーい感じなんですよね。他の曲でも感じたことがあります。あれここ倍速でこぶし振っても合うような感じの曲じゃなかったっけ?って思っても、ドラムが叩かれている速度は遅いというか。むしろ何が速さを感じさせているんだろう。ボーカルの刻み方だろうか。だからライブでアレー?!ってなったりしますw


・オー!リバル
曲タイトルだっさ!!!!って思いました初出のときwwwwオー!要るかな?!?!ってwwwでも曲としては結構好きです。だからこそのタイトルェ…
これはライブですごく楽しみ。


・Ohhh!!! HANABI
だからタイトルが(ry
あと湘南ノ(ry
アルバムリード曲でPVが発表されたときも(おう)って思ったんですけど…あの、何故これをリードに…いや確かにノリやすいけど。今世間がどういう印象をポルノに持ってるのかわからないけど、正直こっち系で勝負するのはどうだろう……いや、勝負とかいう観点がおかしいのか…?でもアルバムリリースのリード曲だから勝負は勝負だよな。プロモーションに一番出やすい曲だもん。
つかわたしが求めてるものと違うのか…だからって文句言っちゃダメよね。ほんと大人げないクソリスナーですいませんでした…
それにしても夏系のこういう曲よく聴くで。サマードリーム ファイヤーワーク だよ、V系ではお目にかかれない。最近の若いバンドは知らんけど。
そして「どうせライブでタオル回すんだろ?」感たるや
あとPV観たときに、(やっとこういうPVが作れるようになったんだなあ)とか思ったんですけど、案の定「何で女の子?もっとポルノの二人映して!」って意見を見て苦笑した。いや気持ちは分かるし言ってることは尤もだよ。


wataridori
結構好きだなって思ったら安心と信頼の作詞作曲岡野昭仁でした。昭仁詞曲は平均点が高いイメージです。なにさま!


・Hey Mama
これは ひどい
誰が…誰が晴一が歌うのにGOサインを出してるんだよ!!誰だよ出て来い!!スタッフはNOと言う勇気を持てよ!!
やめろよおおお親と行ったOMCのライブで晴一が歌いだした瞬間のすさまじい空気感未だに覚えてるよおおおもう一回やる気なの?!あれを?!ライブで?!ちょっと晴一ファンにぶん殴られそうですけどマジでやめてほしいんだけど!ギター弾いとけよ!!
近い扱いではあった気がするけどあくまでアイドルではないので、個人の闘い方みたいなものは鑑みるべきではないとも思うけども、もしアイドルとして闘うんだったら(アイドルな時点で歌うことは避けられないので逆説的にはなるが)歌ったらマイナスになるレベルの歌唱だと思うよ…
あのー、いや、このアルバムの中でこう…明らかに振り切ったぶっ飛んだものが必要なのかも知れないなーとは思うんですけど……うんあの振り切りすぎじゃないかな…うん…


・俺たちのセレブレーション
好きだよ!!でも完全に歌い出し「丸い」じゃなくて「ワルい」って言ってるよね!
個人的にひっかかるのは「そいつらが俺に~私はだれ?」ってとこなんですけど(参考 俺たちのセレブレーション - ポルノグラフィティ - 歌詞 : 歌ネット)、これびっくりだよねわりと。いや、まさにはんぱ者なわたしにはグッサグサ来るけどな!だから好きなんだけどな!
いや、あくまで作詞はつくりものだからと言われると何も返せないのだけど、既に確固たる地位を築いているであろう人…というか築いてから久しいと思われる人からこういう歌詞が出て来るのはちょっと意外だなって思って。共作なのでどっちが書いたのかは分からないのですが、ここは晴一に書いていてほしい。
このフレーズに個人としてのものの見方とか性格とかを見いだすのは可能かな?その昔晴一はいろんなところで皮肉屋だって自称していたと思うんですけど(父譲りって言ってたかな)、ポルノが売れるにつれて結構「俺は常識外れのロックスターになりたかった」みたいな発言もよく見た気がするんですよね。赤の他人が言うのは失礼ですがそういう…コンプレックスじゃないけど、こんな筈では、というちょっとしたズレがこういう歌詞を生み出しているのでは、みたいな勘繰りをしたくなってしまう。もうこれもまた性癖ですね。そういう下衆な勘繰りが好きで…
昭仁の発言は忘却の彼方なので(やはり歌詞を書いている人のインタビューを重点的に読む癖がついているのだと思う)、晴一が言っていた「ロックスター」に対する反応とか昭仁の考えそのものはちょっと分からないのですが、確かにポルノはヒット曲を多数飛ばしてたけどそのどれもが本間さんの提供曲だったってのはいろんなところで語られてることだし、それでも晴一が歌詞だけは書かせてもらえてた状況を考えるとやっぱりね。前述の「アイドルに近い扱い」とか「どこまでもポップスに特化されていった」ところとかはね、非常にポルノをドラマ化する際に外せないというか見やすいところではあるよね。こういうドラマにしやすいのが好きです。アイドルも似てるけど似て非なるものかな~
勿論最終的にはアポロは降り立った、俺にでも行けると言っているのでどこまでも行って来いと思いますし、まあ原点に立ち返ればそもそもつくりものですし、ここが必ずしも個人の性質の反映とは言えないけど。
作品と作家は分けろっていうのが鉄則だと思ってはいる(というより刷り込みである)のですが、歌詞・言葉は切り離すのが特に難しい分野だと思っています。難しいっつか、ここは切り離せないよな普通に考えたら…わたしが作家と作品をいっしょくたにするなんてなんて愚かしいことだみたいなこと言われたのは絵画とか美術分野なんですけど、小説は絶対そうはいかないよね…。作家と作品論下さい
あと作詞は「自分を物語の中に入れ込むタイプ」と「物語を自分の中に落とし込むタイプ」がいると勝手に思ってるんですが、晴一は前者、青さんは後者だと思ってます。どっちも楽しい。この話エムブロでやろうとしてお蔵入りになった気がする。ん?公開したかな?


・Stand Alone
曲も歌詞も特に感想は無いです。あのー…普通だなーって思いました。


・ワン・ウーマン・ショー~甘い幻~
だからタイトル
最近(最近っつうか、2人での活動が当然になってきた頃からというか…上手く言えないけど)の傾向として、社会生活に疲れた女性とか、真っ赤には燃え上がらない燃え上がれない燻り続ける恋愛をしてる女性とか、疲労や生活感を感じる女性の恋や人生の歌が結構あるなあという印象。
個人的には痛い立ち位置とかもそっちの領域です。
自分がまだそういう立場になったことがない(喪女、圧倒的喪女)からか、こう…感銘を受けることはまず無いんですけど、こういうのに感情移入して泣く女のひともいるのかな
つかこれ歌詞晴一なのかあ


・ソーシャル ESCAPE
これタイトル見たときに絶対晴一だと思ってたんだけど昭仁なのか、ちょっと意外だったな。まあツイッターとかFBとかに言及するような曲なんだろうということは容易に想像が出来るだけどソーシャルとESCAPEのカタカナとアルファベットの差とは一体…?昭仁もやっぱり厭世というか皮肉っぽいところはあるよね。厭世だとn.t.とか。大好きだよあの曲。
しかしこの曲はなんかメロディーに既に聴いたことある感があるんだけど何だろう。BLUE SKYとかあそこらへんかなあ。


・バベルの風
イントロの音すっきゃで!全体的に結構好きです。途中で「折り畳み出来るな……」って思ってしまったところがありますが、安心してください。やりませんよ。絶対に一定数いるはずのポルノ好きのバンギャル集めてV系ノリでポルノのライブ見たい…ドンクレとかラックとかべらぼうに盛り上がるだろ…
で、ここでまたクレジットを見る。作詞作曲岡野昭仁。GJと言わざるを得ない。というか一時期から晴一より昭仁のがひっかかる歌詞書くなーって思うようになったんだけど、同じように感じる方は連絡下さい。ぜろきゅーぜろの…
「胸を掻きむしる旅人よ」の歌い方最高すぎんだろ!!エモい、岡野昭仁エモいぜ!エモいって形容詞初めて使った!こういうさーたまに「アーッライブんときぜってー血管浮いてんだろうなー格好良いんだろうなー!!」っていう歌い回しがあると本当に滾るよね…今回のアルバム全体的にそういうのが多くてほんと嬉しい。41でもまだ進化する…なんというかわりと一生懸命に淡々と歌うイメージだったんですけど…エモいわ~


・AGAIN
どうしようクッソええで こういうのが聴きたかった
詞曲晴一かーーーーー晴一詞曲はたまに猛烈に抉ってくるよねーーー良いもんぶっこまれるんだよなーーーー!!
久しぶりにうおおおおって思いました。こう、身体感覚に訴えるものではなく精神世界に捩じり込まれる感じの曲…イイワア…
歌詞も晴一節。これこれ…!情景が浮かぶ、映像が浮かぶ、顔に靄のかかった人間の身体の振り返り。難しい言葉はないけれど、選出であるとか、並べ方であるとか、そういうもので無二になっている感じ。
それを歌うのが昭仁っていうこの この
いやほんと昭仁上手いわ…つーかすごいなんだろう、「めっちゃ上手くなったな…」って思った。音源で下手だなんて一度も思ったこともないし、逆を言えばのびしろがあると思ったことも無かったよ。なんだろう初めての感覚…


・Good luck to you
曲はPlease say yes,yes,yes、歌詞はネガポジです。
どうでもいいけどネガポジが地雷です。


・螺旋
ラストから2曲目にインスト曲入れてくるって相当な冒険な気がするし、あんまり聞いたことないし、面白いなって思った。


・ミステーロ
なんやこれ大好きなやつやないか!!!こういうのが聴きたかったそのに!!
晴一やりやがったな…!AGAINとこれでアルバム全体の株を爆上げしとるわ…!
何を隠そうわたしもアゲハ蝶とかジョバイロとかリバルとかラテンを感じる曲が大好きなのでほんとこれはやられたなーって感じ。これはAGAINと逆で身体感覚に訴えかけてくるイメージ。もうお前何言ってんだよって感じですよね!
歌詞解釈とかはあんまり得意じゃないのでもう歌詞こそ何言ってんだろうって感じですけど基本的にひっかかるフレーズさえひとつだけでもあればええねん。Misteroがやたら「見捨てろ」って聞こえるけど意図的なのかな。つながるのかな歌詞と。また後々ちゃんと読みます。
しかしライブめっちゃくそ楽しみになりましたAGAINとこの曲聴きたさで。7000円!ハッ!はした金だわ!!!あー楽しみ!!


総括
Hey Mamaを抜くと(問答無用)リードであるOhhh!!! HANABIが浮いている気がするんですけれどもどうでしょう?シングルを上手く埋め込んだなっていう印象はあんまりないですけど、それに関してはリバルとセレブレーションはともかくワン・ウーマン・ショーをどうするかが難しいような気はする。あとまあこれをやったら安くなるのかもしれないけど、RHINOCEROSというタイトルに寄せた曲があってもよかったというか聴きたかったなーと思います。あっもしかしたらあるけどわたしが気づいてないだけかも知れないけどね。インタビューとか全然読んでないですしね。

今回はアルバム曲のアタリが多くてすっごい嬉しいよ…や、PANORAMA PORNOもアルバム曲結構好きだったけどね!カシオペヤの後悔とか。
一曲目からおって思うのが結構久しぶりで、更に終盤のAGAINとミステーロで本当に爆上げされて、それが両方晴一詞曲だったことが個人的には若干驚きつつすげえ喜びました。ネガポジとかマジかよ感しかなかったんだもん。そりゃーヴィジュアル系聴いてる人間があれ聴いたらマジかよってなるよね。逆もまた然りでしょうしね。
あと昭仁の歌の上手さよ…上手さというか、表現力というのかなあ。わたしはただ一生懸命真っ直ぐにひたすらに、命を燃やすように歌う昭仁が好きだったんだけど、それはそれで勿体無い見方だったんだろうなあ。今度のライブでは是非昭仁の表現力っていうところを意識してライブを見たいなと思います。
いやー、良かった。面白い曲多かったけどなんせAGAINとミステーロだけでも元取れたわ。

これ書いた後に会報の全曲解説読んだんですけど、バベルの風で昭仁が「エモい」って言葉を使っていてほんとエモすぎて死を呼ぶ


ライブ楽しみです!!!!!!!!!