疾走

長文ポエマー密室バンギャル

ポルノグラフィティのライブにおける名前呼びについて



謝罪と弁解をさせてください。よければ言い分も聞いてください。





ツイッターのTLにこんなツイートが流れて来ました。



正直に申し上げますと、わたしはデビュー当時からポルノグラフィティを好きなくせに、この「ライブ中に名前を呼ぶのがアーティストの反感を買っている」ということを今さっきまで知りませんでした。わたしはインタビューを精読することがありませんでしたのでこのことについて存じ上げず、そして他のアーティストのライブではメンバーを呼ぶのが当然となっていたこともあり、曲中やバラードの後など、明らかに迷惑になる状況以外でなら大丈夫だろうと名前を呼んでおりました。
他のライブでの常識をポルノのライブに持ち込んだわたしの浅慮さが至らない点でありました。反省いたします。
会場にいたこの考えを持つファンの皆様の気分を害してしまったのであればお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。


少しだけ弁解をさせてください。
わたしがライブ会場で名前を呼ぶのは、彼らをアイドルとして見ているとか、こちらを向いてほしいというアピールではなく、あくまでも「大好きなアーティストが来てくれて嬉しい、ありがとう」という歓迎の気持ちから来ているものであることを御理解いただきたいです。
勿論、このツイートの内容を知っていた他の方からしたらこんなものアピール以外の何物でもないでしょうし、ただのノイズと思われても文句は言えません。
御本人がお嫌なのであれば以後名前を呼ぶこともいたしません。

わたしはずっと、ミュージック・アワーの「恋するウサギちゃん」のフリはメンバーが嫌っているから、という理由でやってきませんでした。実際に07年頃のライブではそのフリは行われておりませんでした。
ですが先日の浜松公演、そしてよくよく思い返せばその前に参加した公演でもそのフリはむしろメンバーが率先して行っていました。
実際のところ、今もご本人方は名前を呼ばれることに強い嫌悪感を抱いているのでしょうか?
時間が経てば考え方も変わるものだと思います。このツイートで紹介されているジャパンツアーは2001年です。現在ミュージック・アワーのフリは容認され、むしろ盛り上げる手段として扱われております。メンバーは名前呼びについて今どう思われているのか、自分でもインタビューを探ってはみますが、お詳しい方がいらっしゃいましたらご教授いただければ幸いです。




ここからは言い分です。
これはポルノグラフィティに関係無く、アーティストやバンドが好きな一人の人間として思うのですが、
ファンとしてって何でしょうか。
それを同じファンに言われるのでしょうか。
わたしというファンは一体どこまでアーティストの意図を汲めばいいのでしょうか。
最近、ずっとこのことについて考えておりました。

「相手のことを察するということが文化になっている日本では相容れない考えかも知れないが、相手が何をしたいかを勝手に推測するのは海外ではむしろ失礼にあたることもある」
という文章をどこかで読みました。目から鱗でした。

バンド側の「やりたいこと」を考えて、その通りにお膳立てするのは、一過性の、刹那的な「なまもの」であるライブにおいて、果たしてそんなに強要されるべきことなのでしょうか。それは予定調和という、最も嫌われるもののひとつなのではないのでしょうか。

勿論マナーというものはあります。誰もが楽しめるように、危険行為をしない、誰かの妨げになることはしないというのは当たり前のことです。
しかしやはりインタビューをくまなく読んでいないと分からないようなことはありますし、「危険行為禁止」というようにあくまでも一般的な常識として考え得ることや、あるいは会場や公式HPなどでしっかりと明文化されていることでなければ、何度行っていても分からないことはあります。
名前呼びに関しましては、「誰もが楽しめるように」という名目のもとに考えると会場での雰囲気や空気を壊す可能性のあることですので、アーティスト側から正式なお達しがあればそのように従います。

ただどうしても、「ファンとして」という一言をもとにひとつの思想に均されるということに、ファンとして違和感を禁じ得ないのです。