疾走

長文ポエマー密室バンギャル

♪:Rusty Nail








涙で明日が見えなくなったことある?わたしはある。




ほかならぬ本八幡


今日わたしがバンギャルだと知っている会社の先輩に「ある程度の年齢の人のヴィジュアル系のイメージってX JAPANだから。紅好きって言っとけばいいんじゃん」って言われたので「Rusty Nailのが好きです」っつったら「その曲は知らんわ…」って言われた。ちぇっ^^

涙で明日が見えない、というのはたまに耳にする文句ではあったんですけど初出というか源流というか出所というか、ここだったんですね。知らなかった。ネオヴィジュアルと密室系しかろくに聴いたことの無いダメバンギャルです。こないだ初めてX JAPANのアルバム借りて来たのね。Rusty Nailは以前車のCMにイントロが使われていてそのイントロがめちゃくちゃ印象に残ってて、調べたらまあXなわけじゃないですか。あー結局ここかーとかも思ったりしたよね。ヴィジュアル系が好きと職場で知られるのは無性に恥ずかしいので先輩には緘口させてるんですけど、好みの一貫性に関しては心の中で自分を誇ろうと思います。
いや、「ヴィジュアル系好きの何が恥ずかしいの?音楽の一ジャンルでしょ?」ってその先輩は言ってくれるから良いんですよ、そう言ってくれる人ならありがたいし全然言えるんですよ。ただ血とか薔薇とか十字架なんでしょ?と思われると非常に辛いものが…否定出来ない部分があるだけに…
ていうかエログロナンセンスホラースリラーサイコ全部苦手なのに何でわたしバンギャルしかも密室ギャなんだろ、我ながら謎。でもやっぱ密室のさ、薄弱な呼吸と白んだあたまで無理矢理生きている感じ、素晴らしいよね…あの褪せていながら鮮やかな表現は一体どこなら他に見つかるのかな…


半ばネタ的フレーズとして扱われているのが残念なくらいドンズバな表現ですよね。「涙で明日が見えない」。溢れるもので視界が遮られて歩けなくなった経験があれば。水分と一緒に膝から力が抜けてく感覚を味わったことがあれば。
Rusty Nail自体は恋しい人を想う歌なんだろうけど、ワンフレーズ切り取ってそこだけ愛でたいわたしにはそんなこまけえこたあいいんだよ…
どんな曲でも人生訓みたいな取り方してしまう、というかそうしないと共感もクソもあった喪んじゃない



さて今日は9月15日ですね。
なんとなくあーなんかあった日だったよなーと思ったら去年の今日名古屋でMERRY見てました。明日は浜松でMERRY。もっかい四星球と対バンしてくんないかな~~~~てかもう1年経ってるのーーーーはやいよーーーーー
思えば突発的に名古屋にMERRYを見に行って、そこでテツさんが揃った5人のMERRYを見たこと、これが転機だったような気もします。勿論誕生日に無理矢理行った本八幡が無かったらまた違った結果になっていたんだろうなとも思うけど、あの名古屋は自分の中ですごく思い出深いライブです。
いつ頃からファンになったんだっけなんて自分で考えたりするときはやっぱ去年の9月からだったんかなあ…、ってぼんやり思っています。名古屋浜松、良い流れだった…

大学のときは周りが何もかも全部上手くいっている上手くやっているように見えて自分だけが劣った出来損ないなんだと思っていたから、飄々と外套を翻して躱すようなcali≠gariの姿勢に憧れたけど、今となっては自分もそれなりに…いやそれなりにというのはおこがましいのだけど少なくとも以前の自分よりは出来ることが増えて周りは周りで必死で大変なんだってちゃんと理解出来るようになったから、真っ当に真摯に向き合ってくれるMERRYの姿勢が良いなと思うようになった。
むしろ躱されることが少しずつ苦痛になり始めている。そうしていられる理由が分からなくなっているからなんだろう。だってやっぱりおかしいことはおかしいんだ、余談だけど「あの人はああいう人だから仕方ない」っていう押し流し方、わたしはいつまで経っても腑に落ちないし納得がいかない。だからやっぱり自分の変化のタイミングすらも完全にかち合っていたんだろうななんてぼんやりと。

涼しくなってきたからか、生活を変える目処がつき始めているからか、なんとなくふいに鬱いで、その曇りを灰にするために夜な夜なPCを立ちあげてここで呪っている。
ラムフェス、楽しめると良いんだけど。含意を込めてる時点でお察しなんだろうな。だけど、行って、自分が何を見るのか、何を想うのか、見届けて噛み砕く必要がある気がした。だから休みが取れるか都合がつけられるのか分からなくてもとりあえずチケットだけは確保してみた。
発表されたときから何が何でも行かないとと焦れて、行けないかもってなったらホッとして、でも結局行けるってなったら怖くなって。怖いのは、何がなんだろう。想い出が上書きされること、宝物がひしゃげること。でもそれはしょうがないことで、しょうがないことと怖いことはどこか乖離があるような気がしている。
それにもしかしたら100パーで楽しんで超笑顔で帰ってくるかも知れないよね。そうなったらそれはそれでどうなのかなあなんて思ったりもするけど…だってそう出来たらこんなふうには、ねえ。

わたしが本当に怖いのは何なんだろうな。
醒めた夢がそれでも続いていることだったらわたしは愈々好きでいることを放棄した方がいい。
そうだ、そしたら生身の人間を好きになれるかも知れない、今なら何でも出来るかも知れない。したいかどうかは二の次で。流れとして。



明日の仕事が通常の時間通りに終わりますように。仕事終わりに終電の新幹線で西に向かうのだ。どこかに行きたいので、行ってくる。