V.S.

ポエマー長文地下室バンギャル

私と不幸になってください




あーうける、毎日しんどい




こないだ毎日泣きそうとか言ったのは冗談ではなく本当の話で今日も今日とて泣きそうだった。明日もきっとそうだろう。前の部署は上長こそクソではあったけれどいい人がたくさんいて、仲良くなった人がたくさんいて、ご飯に一緒に行くような間柄になった人もいて、それは大学時代の自分からしたら本当に奇跡以外の何者でもない。
毎日毎日緊張して勝手に見張られているような気持ちになって不安で何やってもこれが正しいのかどうか分からなくてそれを確認するのにも逐一恐怖して、ああこの感じなんだか覚えがあるなと思ったら、そうだ、大学の頃ずっとこんな感じだった。ずっと怖かった。ずっと不安だった。ずっとそうだった。
だけどあの頃にあったものが今のわたしにはない。勿論あの頃のわたしにはなかったものを今のわたしは持っているけれど、大事なものを失ってしまった。否応なく泣かされる場所である。あの頃は、好きと楽しいと幸せと悲しいとさみしいとつらいを一気に感じられる場所があって、どんなにゼロを気取っていたって結局そこで全部ぶち壊れてくれてた。だから尊かった。だからあんなにものめり込んだ。でも今は違う。なくしてしまった。
泣くのを止めるのはとても苦手だった筈なのに何故か我慢してしまう。多分あれだね、泣くことが馬鹿馬鹿しいんだろうね。寂しくて泣くのも出来なくて泣くのも全部自分がもっと上手くやれれば防げる筈だって思っちゃってるから、だから泣かないようにしようとしてしまうんだろう。寂しくなんかないしもっと出来る筈だとか、いやそれはなさそうだから、多分仕事なんかに精神やられてたまるかよくだらねえ、っていう意地みたいなもんだ。しんどいのに。つらいのに。具体的に何がではなくただどうしようもなくしんどくてつらい、それだけでは理由が足りないとどこかで冷静に、不要な判断が下されているんだろう。愚かしいことだなと思う。

上手く泣けない。否応なく泣かせてくれる場所を落っことしてしまった。
崩れ落ちるように泣かせてくれるあの場所は多分もう二度と手に入らないんだろう。

こんなことで泣くなんて悔しいというか馬鹿馬鹿しいじゃんと思う、もしかしてそうやって死んでいく土壌があるのかも知れない。
正直しんどい。特別な、明確な理由があるんじゃない。ただ、誰の顔を見ても安心出来ないってことはこんなにもしんどいんだね。車から降りられない。夜寝るのが遅くなる。明日に近づくのがとても嫌だからだ。