疾走

ポエマー長文地下室バンギャル

踏切前






通勤の途中で踏切を渡るのだけど、徒歩じゃなくて良かったなと思う。そんなつもりは一切なくても何かの拍子に駆け出してしまいそう。

顔を出さない間に仕事が無理すぎて気力を奪われムックのライブを蹴ったり大阪に友達と晩酌するためだけに行ったりしていました。
往復新幹線を使って20時から翌日12時までの逢瀬のために大阪に行ったのは初めてで、本当はパワースポットみんぱくに行こうと思っていたのだけど、やっぱり仕事に気力を奪われ吸い取られ睡魔に無条件降伏を喫し帰宅したのでした。南無。でもやっぱ大学の友達は良いなと思います。お好み焼きに串揚げ、最高に美味しかった。食べ物で感動することってかなり少ないけど串揚げめちゃくちゃ美味しくて、お店の人も気さくな感じで、あー働いてて良かったなあと思ったし、昔だったらやらなかったけど、友達に連絡してみて良かったなあと思った。いい夜でした。

仕事ねー。わたし毎日(いろんな意味を含むけんども)わりとヒーヒー言ってんのに、曰く、全然足りてないみたいで。まあ自分から頑張ってるとはなかなか言えないけど半年で異動した新入社員なんて他にいないのに、担当してる仕事だって同期の倍あんのにさー、足りないんだってさ。もっと出来ると思われてんのか知らんけど、どうせ女は出世出来ないしなあ。
そもそもほんとは友達に会いに行ったのだって、「仕事楽しい?」って訊きたいって気持ちいっこだけだった。訊くまでもなく楽しそうで、それは良かったなあと思うのだけども、ライブを蹴ってねっころがって過ごしてた身としてはやっぱ心のどっかに小さい重りがついたみたいな気持ちになる。嫉妬ややっかみではなくて、自分は何でこうなんだろうなーっていう、絶望というと大袈裟すぎる小さな絶望。


最近溜め息を飲み込めない。おもいっきり息を吐かないと再び吸えないようなそんな感覚に陥る。人前でも溜め息をついてしまう。ダメだなあと諌める気力すら無い。ライブに行く体力すら無いんだもん。そりゃあ気力だって無くなる。正直このままだとバンギャル上がってしまうのではと恐々としてるんだけど、次のライブの予定もないし、だけど音源はやっぱヴィジュアル系最高ー!!ってなるからもうちょい大丈夫かなって寝る前に布団の中で思ったりする。
簡単なストレス解消法と言えば食べること、寝ることだけど、もうどっちも飽和状態で、勢い余って水着買おうか悩んでる。運動しようと思って、唯一水泳は好き。息が切れないから。汗をかかないように感じるから。水が好き。水泳やりたいなーと思って、思いつつ、水着を買うハードルは高く、まず休みの日に外に出れねえ。

金属みがきとシリコンスプレーを買ってアルバイトの初任給で買ったお財布のファスナーの滑りを良くしたりしていた。26歳女性としてどないやねんと思いながらも最近はそれが大阪の次に楽しい休日だった。
自分でいろいろと買えるようになってから、家にお財布とかカバンとかどんどん増えて、選択肢がムダにたくさんあって、結局一番気に入ってるものは使えなくて箪笥の底にあったりする。そういうのももうやめたくて、気に入ったものだけ残してあとは全部処分しようと試みるけど、結局箪笥やら押し入れやらから段ボールに場所が移っただけだったりした。
気に入って買って、思い出深いからとファスナーを磨いたんだった。綺麗になって、嬉しくなって、3日くらい使って、やっぱ仕事上長財布はなかなか難しいなって結局間に合わせで買った折り財布とかコインケースでおためごかししてんだ。げんなりする。気に入ったものもちゃんと使いこなせない状況に。肩肘すら張れないような、むなしい感覚に。



しんどいなー、何でこんな押さえつけられてるような感覚なんだろう。春だからか。嫌いな季節だからか。冬より春の方が重いのは何でだろう。嫌なことばかり思い出してしまうのは何でだろう。頭の中で何度も抹殺した人間が何度も甦るのは何でだろう。死にたいという気持ちに浸かっていられる心すら無い。とりあえず呼吸する。とりあえずご飯を食べる。とりあえず仕事に行く。とりあえず、それを生きると呼ぶ。

誰か遊ぼうぜー
友達でもバンドでも一人でもいいから、わたしをわたしだときちんと認識出来るところへ行きたい。


昨日買った新発売の柔軟剤、テスター無かったけどすごく好みの香りで小さな幸せ。
こういうので日々自分のご機嫌とりをして、いぬを撫でて、カーチャンと話して、音楽聴いて寝る。それが精一杯。仕事がしんどいのではなく、多分わたしがわたしでいることが今はしんどい。