疾走

長文ポエマー密室バンギャル

ステップ







蒟蒻畑のCMを見る度にぼんやりと死にたくなるよな


反対方向の電車に乗ってみたい
いつも同じルートのいつもから外れてみたい
冬になったらパーカーのポケットに手を突っ込んで死んだ目で山に向かう電車に乗りたい
財布とスマホと鍵とウォークマンだけ持って知らない駅で降りてみたい
ただひたすらに歩いてみたい
知らない神社に辿り着きたい
そこに住む人間の日常を踏みにじり消費する行為であっても無作法に紛れ込みたい


あ~~~~生きるとゎ~~なに~~~~~~




今冬、今までの比でないくらいの忙殺が決定、異動も無いであろうことが暫定、そうつまりMERRYの秋ツ完璧危ういことも…確定……野垂れ死にの予定……死のう…もしくはころそう…そうだころそう…もういい撃とう撃とう……

ヘクトウでバンギャル魂かっこわらいがすりおろされたっつのは案外冗談でも軽口でもなくて、何故かというとメトロノームの同窓会よろしくアラサーバンギャルちゃんたち大集合イベントのお知らせに自然と憂鬱が想起されたからである。そこは喜ぶべきところだろ…何故にぼかぁ憂鬱だよ…
チケット取れるかな、休み取れるかな、いいとこで見たいな、豊洲は終電何時かな、休み取れるかな、無事行けるかな無事帰れるかな…
そういういったりきたりの問答がしんどくなってきてしまった。「楽しみに思う」に針を振り切るためのエネルギーがひねり出せない。多分仕事の繁忙が決まってなければバリバリ行く気になってたとは思うし、同窓会同窓会ヤッホーっつって各地の友達に連絡でも取ってただろう。自分の予定も自分で決められない拘束感が駄目なんだ。わたしの時間がわたしのものではないことが駄目なんだ。もう暫く行かなさすぎて分からなくなってきた、楽しかったんだっけ、楽しいんだっけ?もういいんだっけ?ああこれは愈々上がり時なのかも知れないな(x週間ぶりn度目)、どうせ濡れた砂鉄みたいにべったりとここにいる癖に。

テンションがダウナーに傾いているときに書くべきことじゃないんだろうなとは思うよ……でも口の中でうねる。文句も、愚痴も、雑言も。声に出すと嫌気が増すから視覚化する。留めておけるほど人間が出来てもいないのでせめて。マイナスなことは聴覚の方が重く響くのかも知れない。




しょうがねえ。風呂に入ろう。冷たいものを飲んで甘いものでも食べよう。褒められたことを思い出そう。部屋を暗くして音楽を聴こう。
8月に入って最初の休みはピクサーの新作を観に行く。ポップコーン大きいの買っちゃう。その次の休みはコストコに行くでしょ、月末には焼き鳥行くもんねーだ。

ほんとはしょうがねえで押し込められるほどキャパが広く出来ちゃいねえんだけどなー

仕事が嫌なわけじゃない。多分。今日直属の部下(つっても立場上なだけで年上だけど)から結婚の報告を貰った。一切の惑いも一瞬の揺らぎもなく、ただ嬉しかった。ひたすらにめでたいと思った。それに少しだけ安堵した。あーまだ人だ、人としてまずいとこまではいってない、多分。それを思い出した時点でまずい気もするけども。瞬時に喜んだことが嬉しかった。その報告を聞けたときに、なんとなく、ここで働いててよかったなと少しだけ思った。
忙しくなることは良いことだと思う。良い経験だと思う。


自由だったことなんて多分ないけど、自由がないと深々思わされることがひたすらに苦痛なのだ。無言の圧力。好きなことすら選べないとは。しょうがねえで押しのべられるわたしの楽しいの芽。大人になるってこういうことなの?ああ癒されたい。電車通勤だったら1回やってみたかった。逆方向へ、全然違う方向へ。山の方へ、知らない神社へ。気持ちの赴くままに電車に揺られる、いつもから逸脱するそのたった1日を。海よりも山が好きだ。このあたりの海は殆どが遊泳禁止だから。鋭い枝と割れたガラスが敷き詰められた砂浜から続く暗い海なんて、死ぬとき以外選ばない。生きるための逃避行に、山へ行きたいと言っているのに、残念わたしは車通勤なのである。ボーッとしたところで事故しか起こらん。海どころの話でさえない。