疾走

長文ポエマー密室バンギャル









・0929
新部署に挨拶
行きたくないという強い拒否を新たにする 勿論無駄な足掻き
かなり辛かったので景気付けに目の上を黒くしてアイラインを長めに引きマスカラを塗りビューラーもした 鏡の中には田舎の半端な厨二クソヤンキーがいた こわかった
夜送別会
送別会らしさの欠片もない普通のいつもの飲み会であった。ほとんど黙ってレバーと砂肝とハツを食っていた。内臓を食ってる自分が好きだよ
周りが楽しそうならそれでいいし、集まる口実に使ってくれれば満足だなと思った


・0930
元部署最終日
生まれてこのかたブルーとブラックとシンプルなものを選んできてピンクのものやキャラクターのものなどザ・女の子を連想させるものを不乱に避けてきたアラサー、餞別にして初めてでっかいプーさんのぬいぐるみを貰う
尚ねだった くれた うれしかった
その他上司からゴディバのチョコ、パートさんからお菓子、クオカード、ハンカチ、手紙などを貰う
意外と愛されていた?かも知れない、そこらへんはあんまり自信が持てない だけどわたしは元部署のパートさんのほとんどが好きだったよ
実感のないままに終了。夜暴風雨、最後に上司「のいさん、負けないことだよ!!」そうかい 多分もう負けてるんだよ
暴風雨は相当酷く家を揺らす 気付いたら窓が開いていてカーテンが外でビュンビュン靡いてた イカの開きのようだった 知らんけど
22時頃停電
スコンと寝落ちトイレに起き、スマホを充電器にぶっさした矢先の停電、乾燥機にかけた洗濯物を取り出しとりあえず制服を干す、わさわさと起きてきたいぬと母と懐中電灯どこだなどとやりとりをする
防犯意識が低いマダオ、懐中電灯不所持。ふと思い付いてセールで買った収納スツールからかんじゃにえいとのペンライトを取り出し点灯。当時めちゃくちゃ迷ったけど本当に買っといてよかったと思った ドルヲタにもなれない半端者のわたしからはらからへ一言、お前らグッズのペンライトは記念に買っとけよ。ジャニーズの光量はイマジナリーな部分だけでなく物理でも多いと学ぶ ルーメンアーメン


・1001
ここが地獄の一丁目
念のため5時半に起き冷たい水で頭と顔を洗いタオルドライで必死に髪を乾かし6時頃家を出て半過ぎに新部署到着、和やかなムードは一切無く予想外の台風被害に張り詰めた空気の中何もわからないまま仕事が始まる
他の人が出勤してきても挨拶もないままに風に煽られ倒れて壊れた物を片す作業が続く。瓦礫で手を切る。流血。腰を痛める。業務中はわけがわからないままにひたすら走り回り極小キャパは午前で限界、涙が出る。昼休み半分トイレで泣く
てんやわんやで記憶を失いながら気付いたら日没、業務に支障が出始めるとのことで終了、信号機の点灯しない道路を走ったのは生まれて初めて
先輩「この部署来るの嫌だったでしょ?」バレとんのかーい まあ元々不人気というか悪名高いというかしんどい部署だと有名である 何なら今すぐにでも異動したい
帰宅後ろうそくで食卓を囲む。古いアパートなのでガスはガス、水は水で独立していたため夕飯及びトイレなどは被害なし。風呂などは電気管理だったからお湯は出なかった
温かい飯は最高です 出汁しみしみの切り干し大根を食ったとき泣きそうになった
あまりの疲労感とストレスに食事後即就寝、ふと起きたときには電気は復旧していた、電力会社さん頑張ってくれてマジサンキュー、お疲れ様でした
余談だが働いてる最中「役に立たねえな!」と吐き捨てていた御老害がいるなどした んんん??ぼくちゃんはたらいたことないでちゅか?? こっちは自分の家のこともほかして朝7時から流血しながら働いているので控えめに言って秒で召されろと思った
あとこういうときに電力会社及び公的機関にクレームを入れた人間がいたらしいと聞いて呆れた 本当であれば其奴の電話応対で復旧に遅れが生じるかも知れないという可能性にさえ思い至らない頭の小ささ脳ミソのツルツルぶり、控えめに言って秒で以下同文です
災害時に誰かが自分のことを後に回して一生懸命働いているから守られる生活があること非常事態に少しでもゆとりが生まれること、学校で教えられないと分からないんでちゅか?分からないんなら秒で もういい


・1002
自宅は復旧職場は停電、復旧してるかと思ったが職場一帯のみ依然停電
地獄の二丁目 新宿ではない
わけがわからないままに以下略、業務中記憶無し
帰りに元部署に顔を出すよう言われる
会った全員がおー!と言って声をかけてくれるやさしい世界
ぼくはもうかえれない
そう言えば業務中転倒 左膝に直径10cm程の痣が出来る


・1003
実質初通常勤務
念のため6時半に職場に到着
停電中の諸々の帳尻合わせに時間を食い散らかし結局15時間ほど職場にいた。地獄三丁目、わたしの人生とは何なのか
トイレで転職サイトに登録。癒しを得る
ただでさえ異動したばかりはナーバスになるのにイレギュラーにイレギュラーが重なり限界を迎え1日に何度も涙腺が緩み唇を噛み締めて耐える
そして様子を見に来た偉い人「のいさん異動した途端に大変だったね」テメエわたしの心の不調&異動したくない&この部署にだけは来たくなかったこと元上司から聞いてただろどの口が言うんだボケと心の中で八つ当たり
尚実際「そぉですねぇ~💦ちょっとハードでしたぁ😣😣😣💦💦」
偉い偉すぎる褒められて然るべき崇め奉られるべき
業務 クソバカゴミゲロ 断片的にしか記憶無し 睫毛に触ったら5本ほどゴッソリ抜けた もう喋れないレベル


・1004
異動先の新部署の上長、我輩の体調というか心調不良知らずビックリ
地獄の四丁目
これで何もない振りをして次の異動まで働かなければならないことが決定確定、トイレで転職サイトを徘徊
仕事の進め方が前部署と全く違い戸惑いを隠しきれない
自分が元部署で如何に恵まれていたかを知る、あんなに辛かったのに
そして教えてくれる先輩に対しても申し訳無いながらも若干の不信感が生まれつつある 忙しいとは聞いていたがここまでとは思わなんだ、自分の適性よりかなりハイペース且つ緻密にやらなくてはならない、が、残念ながら嫌気が不敗、やる気がどうしてもどこからも湧いてこない、1mmも
そこで気付く、
「あれわたしこの仕事嫌いなんでは??」
致命傷になりうるか
明日休みの安心感とあまりのしんどさに帰りの車で泣く

そしてこの4日間夕飯以外まともに飯が食えず体重が2kg減っていた。草生える。





死のうかな

死なんわな

転職については割とガチで考え始めているがどうにも踏ん切りがつかない。何が自分を引き止めるか、待遇か、親か、プライドか、周りの人か、何も分からんけど何となくやっぱり続けていくべきなんだろうなと思いながらもう仕事関係のものを触りたくないし新しく人の顔も覚えるのが嫌だし別に新部署にも慣れたくないと思っている自分がいる、何より業務内容、嫌いでは?というところまで至ってしまったところが地獄
かといって自信がなくて就活がまともに出来なかった自分にどんな仕事が出来るというのか
自信がないというのは万病の元と言って相違無い、先天的な障がいではない「生きづらさ」というのはほとんどそこから生まれるような気さえしてくる


帰ったら担当バンド(?)の秋ツアーのチケットがあったので開けてみた、勿論悪くない番号だけどこのしんどさには見合わないような気もしてしまった。ヘクトウの2番とは一体何だったのか。楽しみか楽しみじゃないかで言えば勿論楽しみだけどやっぱり現実感がなく12日が物凄く遠い日、或いは異相のような、存在しない日のような
いっそいつまでも楽しみに思っていられる存在しない日であればよかった。終わってしまった後を恐ろしくさえ感じる。




働きたくないな、自分を犠牲にしてまで


地獄地獄、明るい地獄。疲れた。寝る。