疾走

ずいずいのひつひつ

「雨の朝、新宿に死す」











ヘクトウのアルバムあれこれ
感想とかちょっとした文句(小声)とか

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(ぼくの本命足が長い)
写楽沼に関しては水滴どころか湿気レベルの接触しかないので間違ってたら怒らずにやさしく教えてください。(いや別に青さんに関しても知識とかは特にないですけど…)


・ごめん先にちょっと文句(あれだったら飛ばしてね)

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念のために言っとくけどわたし凸してないです
いやなんか凸しそうだなこいつと思われてそうだなと思って…いや出来たらこんなとこで書いてませんけど
強火どころか業火に焼きつくされた人間として言っとくけど1曲追加なんてそうそうしてないし(その1曲を作るのにどんだけ スンマセン)、セカンドプレスも出すって言いながら何年も出ないことさえあるんで…訓練が足りないゾォ!ただ下手に間違ったこと言うと公式から晒し首にされる恐ろしさたるや そういうとこあるよな…
いやでもほんとね、凸したい気持ちはクソ分かる。行動は認められなくてもね。「正規で買え」(って本人が言ってるのはそれほど聞いたことないけど、こんだけ世の中でCDが売れないとか転売クソとか作者に還元をとか叫ばれてる中で正規手段以外で買うことの罪悪感を無視出来るわけないよね)とか言う割に正規で手に入らねえな?!ってなったら怒りたくもなる。本人にぶつけやすいネット時代だし、他にどこに言ったら改善されるかも分かんないし、何より焦らす商法繰り返しすぎなとこもあるからストレス度合いも高くなる。そんでも好きだから音源は欲しい。正規の手段で手に入れたい。じゃあどーするってなるじゃん?
だからと言って本人に思うままをぶつけりゃ良いってもんとも違うが。
ただ青さんの場合はなあ…本人が一会社の取締役って言ってる以上例えグッズ製作会社とCDの製作会社が違ったとしても的にはなりやすいわな、本人が演者であり運営でもあるわけだから。ユーザー対応も運営の仕事のうちだからな…製品の問題はメーカーにいくよな…

14の発売延期についても触れておきたいんですけど、我々の関係が「創作者⇔作品の受け手」に終始するのであれば遅れようが良いもんが出来ればそれで良いって言ってあげられるんですけど、一会社の取締役という立場を取るならばもうそこで「生産者⇔消費者」「企業・販売元⇔顧客」「運営⇔ユーザー」となるわけで、そりゃ遅延とか許されるわけないんですよね…特に前述の通り取締役って肩書きついていて尚且つ「バンドはビジネス」ってことを明言してるんだから、そんなら我々はイチ社会人としてまなざしますからね?っていう…度重なる納期遅れなんてもう本来なら完全信用ゼロなわけで…やっぱ年月経てばこっちの視線も社会人になるしさ…
まあ創作者と販売元とに明確な線引きが出来るかというとこの場合難しいので前提が成立しづらい話でもあるんですけどね。社長1人に批判が集中する図式も本来はおかしいしね。
いやでもほんと強い言葉を言うようだけどマジで事務っつかそういう方面稀に見るヤバさだって自覚持った方がいいよ…作品の梱包間違いとかも頻度高すぎるよ…人雇いなぁ…?あともう発売日先に発表すんのやめなぁ…?目処たってても長めに言いなぁ…?

結局聴けば「良いもんが出来たんならしょうがねえ…」ってなってしまうにはなってしまうんだけど、こっちがそれに合わせてスケジューリングやお金の工面をしてることも当然あるし、そもそも何回目だって話で、つまり改善してないわけで、そりゃー憤りはするよねって話ですよ。
「すきだからゆるす♡」とかにはならないんだわ。普通に昔から許したことねーわ。ぼかぁ「バンドマンだからそんなもん。しゃーないしゃーない」みたいな謎理論大嫌いです。ダメなもんはダメ!!人間は人間!!ノーモア遅延!!

あと文句ついでにもういっこいいですか?公式で進軍中とかってド地元の名前出てたんですけどうるせえ通過すんな留まれライブで来いや。てめーらはほんっといっつもいっつも静岡ばっか行きやg以下略。すいませんでした
インストアで話したことあるけどお宅のスーパーベーシストは浜松に箱が3つもあるの知ってるじゃん…?一応音楽の街じゃん…?クラシックだけど



お目汚し失礼しました。
以下から音源の感想とかです。
別にここからもあれなら飛ばしていいです。書きたいことしか書かない。文量の違いはお察し
歌詞のはなしがおおめ、ネタバレ多分に含みます。まだ入手出来てない方は見ない方がイイゾ
あと感想が偉そう。クソ自己嫌悪だよ…感想が偉そうな奴大体キライ(悪そうな奴大体友達)だよ…わたしじゃん…



1.新宿は燃えているか

飯代稼ぎ」のあとの数秒のフレーズがハチャメチャに桜井青すぎて泣いてしまうな……
特にターラーラーラーラーラー♪のとこ(説明下手)、あまりにとうとしんどすぎて一時停止して暫く天を仰いでしまった…現人神じゃん…

『良い子!良い子!』と
わたしじゃん!!!!!

この街で、それでも生きたいんです
ダァーーーッッッ!!!!
取り乱しました。
ほああ……おぢちゃん……あんたのそういうとこ……ほんますこ……「それでも」ってぇとこがぁよぉ……ぐうの音も出ねえな……負けても泣いても倒れてもそれでも生きると心をもう一度うごかすところほんますっきゃで……

あくまで何周かした程度の印象でしかないんですけど歌詞が随分素直な感じがしますね。等身大というとズバリすぎるが。まあ主軸が「新宿」、桜井青を作る街って時点でさもありなんという感じではあるんですが。
ただ新宿という主軸以外にもこう…「死ぬ」って言葉が出て来てるのがね、なんかすごいうわあ素直だなあ!って思いました。
記憶違いというかイメージ違いかも知れないんだけど桜井青の書く歌詞って「死ね」のイメージが強いんですよね。筆頭が-187-ですけど、わるいやつらの「死ねばいいのに」、私小説的な東京負け犬エレジーも「死んでくれ」。あとは内向きな「死ぬ」にしてもぼかしてたり婉曲表現が多くて冷たい雨の「知りたいと思って」(ド天才)、END OF THE WORLD「世界は終わった」暗に、もしくは言外に死ぬことを想起させるものが多いイメージです。
だからこそ「死に物狂い」などの熟語表現でもなくストレートに「死ぬ」って書いてあるのがすごく新鮮に感じて初読のときにすげえ素直だなあと思ったんですね。ひねることもすかすこともせずに書かれた、もしかしたらそういう必要がなくなったのかも知れない「死ぬ」、何気ない深い意味合いも読まなくていいかも知れない事象としての「死ぬ」、あんま見たことないような気がします。うーん、やっぱりこれはヘクトウならではなんだろうなあ。ソロでもありそうだけど、cali≠gariでは書かなさそう。

言い方が適切でないのは百も承知なんですけど開き直った中年の鈍い光を感じるな!(ほんとに適切じゃねーな!)

青春狂騒曲、空も笑ってる、東京負け犬エレジーあたりの抽出っぽさがありますね。青さんの書くものの柱の中のひとつ。金字塔感ある



2.孤独たちのララバイ

幣帚トリムルティ聴いたときにすごい印象的だったんですけど写楽って「自分の商品価値としての寿命」みたいなものすごい意識してます?
商品価値っていうとちょっといやみがあるけどなんかこうバンドマンというか偶像的に好かれる対象としての残りの時間みたいなものが歌詞に含まれてる曲に短期間で2回も出会ったからなんかそうかなと思って…
ベースがゴリゴリボリボリ鳴っててこれをあの華奢で美人な御姉様が弾いてると思うと興奮しますね。女性ベーシストって童貞殺すでしょ(物理で)


3.クチナシ

ぶっちゃけAメロの時点までは青さん曲だと思ってました
イントロのギターめっちゃ青さんな…
カッコーのときは音源化された1枚全部青さん曲だったから今回もミニアルバムには写楽曲入らねえと思ってたよ、むしろ何故前回入らなかったんだろ。
ライブでヘドバンしてるのってこの曲ですっけ。盛り上がりそう…いや1回行ってるはずなんだけど整番のせいで記憶にございません。

てかまたサビの青さんのギターーー~~~(ビブラート)うわーーーーー~~~~~~~~Yeah!めっちゃアオサン~~~~!!!
いや病気かわしは
演奏する人が変わればまるっとメトロノームになりそうなもんだけどそれはつまり楽器陣でちゃんと別バンドになるってことでそういうところが面白いよね~~


4.青春の断末魔

ボーカル急にどうしたんすか??
って素っ頓狂な声を出してしまったぜ…聴いたことないけど軍歌みたいだ…
メトロノームちゃんと通ってないから写楽の歌い方のバリエーション知らんくてびっくりしたわ

いやでもほんとヘクトウとメト合わせて8曲くらいしかまともに聴いたことないんですけど写楽って歌詞の中の性格めちゃめちゃ掴みやすいよね…??大体一緒だよね…??
特にヘクトウ3曲は酒飲んでヤケクソで他人キライで殻に閉じこもって想像力が少なくて周りにイイナアイイナア言ってるだけだよね…??うわなんか悪口みたいめんご
でも酒飲む以外はわたしだった なんだ写楽って酒飲むわたしだったのか(錯乱)

あと曲もすごい分かりやすいね。歌メロの刻み方とかも「うおーメトで聴いたことある!写楽っぽい!」ってなる。でもギターが青さん。ぜ、贅沢だな…


5.雨の朝、新宿に死す

再放送ごめんだけどもっかい言うな!
青さんの好きなところはそれはもう筆舌に尽くし難いというか千言万語を費やしても表現し得ないというかまあなんかそんな感じで好きという気持ちが語彙や能力を凌駕してしまうので表現するなんてとても出来やしないししたところで何度言っても足りないんですけど、バンドから距離をおいてからこれまでいくつかどこがどう好きかっていう言語化を試みてきて、そのひとつがなんと言っても
「朝に死ぬ」
ところです。普通はね、夜に死ぬんですよ。生きていくことを選びたくない人間はおおよそ夜を愛し朝を拒否します。静寂な停滞に安堵しまた新しく続いていく日常に恐れ戦いて大体夜のうちに死んでしまうんです。
そう思っていたんですけど、青さんのつくるものはね、朝に死ぬんですよ。新しい朝が来た希望の朝だ、喜びなんちゃらと歌われる朝、1日の「始まり」に、日が「昇る」そのときに、「死」という一般的に言う「終わり」を選ぶ、そのどこか潔ささえ感じ得るような決定的で取り返しのつかない「終わり」がとてもらしいなと思うんですね。
そして同時に生きたくない人間が夜に死ぬのであれば、朝に死ぬというのはつまり「生きたい」という意思表示に変換することも出来るわけで。「朝に死ぬ」ということはつまり終わりを選ぶことによってもたらされる「はじまりを獲得する」ことでもあるわけです。
ウワーッッッ!!!完全に信用出来る!!!宗教誕生致し方無し!!!!ありがとう!!!!こんにちも神様です!!!!
いやまあこのタイトルはフィッツジェラルドのオマージュなんだろうけどほら…前々から朝に死ぬってのは出てたしよしとして…

夢 忘れよう それが今の夢
ヴェッ(尾形)(うるせーよ)
諦めの言語化の境地すぎて漏れなく間もなく死ぬ…夢なんて抱いたことないけど想像出来すぎて吐きそう…最近メンタル限界女と化しつつあるからこういう色濃い思い出が掠れてく感じダメです吐きます
でも今の夢ってことは現時点では叶えられていなくて結局忘れられていないわけで、いつまでもただ縛られるばかりなんですよ。おぇ…
いつか忘れられたらいいけど、夢から覚めることだって怖いことだからね。縛られていたい気持ちもきっとそこには認められる。
ミイラ取りがミイラ的な情緒がありますね…(?)

あとタイムカプセル(アルバム)に通じるものがあるなーと思いました。歌詞の「おかしいね」「笑おうか?」あたりの使い方入れ方なんでしょうね。

でもボーカルが写楽だから浮遊感みたいなものは少ない感じがするな。青さんは声が水みたいだし石井は水銀っぽいけど写楽はなんか日っぽい。イメージだぞ。非現実感が少ないというか地に足ついた声というか、身近な人感ある。ない?

あとこれ歌詞好きな人間として絶対ツッコんじゃいけないとこだとは思うんですけど盗んだ傘に美しい雨は降らないからね。それだけは性格上申し上げておくぞ



そんなもんかしら…(力尽きた)

アレンジとかメロ方面では青節みたいなのは鳴りを潜めてるけど(漏れ出てたけど)歌詞はアクセル踏みまくりで楽しかったっす。はあ…おれは桜井青のつくるもののしもべ…永久に殺してくれ…
どっかでヘクトウではcali≠gariでは作れないものを作るみたいなことを言ってた気がするので今後にも期待。
新宿は燃えているかが1番好きです。以上です。